対人関係能力の高い人が使っている12色【好印象を与える色一覧】

家庭やプライベートでも良好な人間関係を築きたい

自分の見た目や印象に自信を持ちたい。

部下とのコミュニケーションに自信がない。

会議やプレゼンテーションでの印象を良くしたい。

職場での評価を上げ、キャリアアップを目指し、プライベートでも良好な人間関係を築きたい。

相談者の中にはそんな想いで努力をしている方がたくさんいます。

色は私たちの心理や感情・そしてホルモン分泌など体にも大きな影響を与えます。

これらの知識をファッションに活用することで、パフォーマンスを向上させることができます。

この記事では、対人関係能力の高い人々が実際に使い分けている好印象を与える色の効果や、その取り入れ方を解説します。

少しずつ色の効果を学び取り入れていくことで、数か月後にあなたの対人関係能力は大きく向上するでしょう。

この記事で得られること
  • 好印象を与える色を使うことで、自信を持って他人と接することができる
  • 職場での人間関係が円滑になり、チームのパフォーマンスが向上する
  • 会議やプレゼンテーションで好印象を与え、上司や同僚からの信頼を得ることができる
  • プライベートでも魅力的に見られ、友人や家族との関係が豊かになる
【この記事を書いた人】
  • インターナショナルパーソナルスタイリスト
  • インターナショナルカラーアナリスト
  • オーラソーマカラーケアコンサルタント
  • メイクアップアーティスト
  • 骨格診断ファッションアナリスト

ファッション診断・着こなし術や印象アップセミナー・メイクなど、6,000人以上の美容&ファッション相談を受けてきました。

目次

色が対人関係に与える影響

色は私たちの心理や感情に大きな影響を与えます。

色は電磁波の一種です。

電磁波とは、光や電波など、目に見えるものや見えないものが空気中を通って伝わるエネルギーのこと。

電気のエネルギーと磁気のエネルギーが一緒になって波のように動いているのです。

電磁波にはいろんな種類があります。

それぞれ違う速さで動き、これを波長と呼びます。

波長は短いものから長いものまでいろいろあります。

  • ラジオ波
  • マイクロ波
  • 赤外線
  • 可視光線
  • 紫外線
  • X線
  • 放射線

この電磁波が私たちの心と体に影響を与えるとされています。

私たちが見える光は可視光線です。

見える波長の範囲は380~780nmで、虹の色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)がこれに当たります。

この影響は、心理学的な反応や文化的な要因に基づいています。

心理的影響の例

  • 青 : 冷静さ、信頼感、集中力の向上
  • 赤 : 活力、興奮、注意喚起
  • 緑 : 安心感、リラックス、調和
  • 黄色 : 幸福感、楽観主義、ポジティブ
  • 紫 : 高貴、神秘、ミステリアス

体に与える影響の例

色が体に影響を与えるメカニズムについての科学的研究も進んでいます。

POINT
メラトニンの分泌

青い光はメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を抑制し、覚醒状態を維持します。

このため、夜間にスマートフォンやコンピュータの画面を長時間見ると、睡眠の質が低下することがあります。

POINT
心理的反応

赤い色は闘争反応を引き起こし、心拍数や血圧を上昇させます。

これは進化的な背景に由来するもので、赤は危険や興奮を示す色と認識されています。

短時間なら活動的な状態を促しますが、長時間浴びるとストレスを感じることがあります。

POINT
生理的反応

視覚を通じて脳に信号を送り、ホルモンの分泌や自律神経系に影響を与えます。

緑色や青色の光はリラックス効果があり、ストレスを低下させ心拍数の安定化に寄与します。

これらの色は自然界に多く存在するため、自然の中で感じる安らぎも、緑色の影響によるものです。

このように色は電磁波の一種であり、色が体の反応やホルモン分泌に影響を与えます。

これらの知識をファッションに活用することで、心身の健康やパフォーマンスを向上させることができます。

カラーセラピー(色彩療法)というのもあり、色を積極的に活用して、心と体のバランスを整える療法です。

この色彩療法は日常生活の中で気軽に取り入れられる方法として、多くの人に利用されています。

それは色が持つ心理的効果に基づいており、色の効果を理解することで、対人関係を有利に働かせることができるのです。

ビジネスの場では色の選び方が特に重要ですよね。

会議やプレゼンテーションで好印象を与えるためには、信頼感やプロフェッショナリズムを感じさせる色を選ぶことがポイント。

好印象を与える色を知り、それを日常生活や仕事に取り入れることで、自信を持って他人と接することができ、職場での評価も向上します。

更に自分に合った色を選ぶことで、より良い人間関係を築き、魅力的に見られることもできるでしょう。

次に紹介する12色は、対人関係能力の高い人々が実際に使い分けている色であり、あなたの職場やプライベートでの人間関係にも役立ちます。

是非、好印象を与える色を取り入れてみてください。

対人関係能力の高い人が使っている12色

【与える印象】

信頼感、冷静、落ち着き、聡明、知的、爽やか、理性、信用、誠実さ、品格

青色は多くの企業のロゴや制服にも使われており、信頼感を演出するのに適した色です。

ビジネスシーンでの青いスーツやシャツは、信頼感とプロフェッショナリズムを強調し、重要なプレゼンテーションや会議で効果を発揮します。

知性を象徴する色でもあり、相手の不安を取り除き安心感を抱かせ、誠実さをアピールできます。

面接の場面で青を着るのも、冷静さや落ち着きを演出できるので良いです。

イギリス王室のオフィシャルカラーもロイヤルブルー。

キリスト教徒が多い欧米諸国では、青は父なる神のいる空の色、クリーンで聖なる意味を感じさせるのです。

仕事で欧米諸国に行く際には、青系統のスーツを着て行くと良いでしょう。

青色は空や海を連想させる色であり、広がりや自由を感じさせます。

開放的な印象を与えるため、リラックスしたい時や自由な発想を求められる場面で効果的です。

青いデニムやポロシャツなど、カジュアルなアイテムに青色を取り入れることで、清潔感と爽やかさをアピールできます。

明るい青や淡い青のワンピースやシャツは、見た目に涼しく、爽やかな印象を与えます。

10カ国を対象にしたアンケートで、一番に人気のある色は青でした。

青い服のコーディネートなど「青」について別記事にも書いています。

詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

【与える印象】

情熱的、エネルギー、興奮、積極的、行動的、勇敢、リーダーシップ、強さ、インパクト、闘争心、自信、活気

赤色は情熱やエネルギーを象徴する色です。

赤いトップスやスカートをカジュアルなコーディネートに取り入れることで、活力とエネルギーを感じさせるスタイルになります。

赤は脳に強い刺激を与えるので、みんなの注目を集めやすく、自信や力強さ・決断力を表す色でもあります。

そのためリーダーシップを発揮したい場面や、大胆な決断が求められるときに赤色を取り入れることで、周囲に強い印象を残すことができます。

テレビ番組の戦隊ものでは、リーダーのヒーローはだいたい赤レンジャーです。

赤がリーダーとして認識されやすい色だからですね。

赤色はロマンティックな感情を引き起こす色でもあります。

デートや特別なイベントで赤いワンピースやドレスを着ることで、情熱的でロマンティックな雰囲気を演出でき、自信や魅力を引き立てます。

洋服はシンプルにし、口紅やアクセサリーなど小物に赤を使うのも効果的です。

エレガントな印象を与え、パーティーやガラなどで注目を集めることができます。

赤いスポーツウェアは、エネルギッシュで活発な印象を与えるとともに、モチベーションを高める効果もあります。

重要な場面や特別なイベントで赤色を取り入れることで、周囲に強く印象付けることができ、さまざまなシーンで自分を効果的にアピールできるでしょう。

【与える印象】

安心感、調和、リラクゼーション、穏やか、控えめ、従順、中立的、協調性、バランス、平和、癒し、健康、安らぎ、快適

緑のカーディガンやスカーフは、リラックスしたい日や自然と調和を感じたいときに最適です。

カジュアルな外出やリラックスする場所での着用に向いています。

緑色は森林や草原などの自然の風景の色で、見る人に安心感を与えます

そして緑の可視光線の波長は副交感神経に作用することから、興奮を抑えリラックした状態へ導きます。

緑色のファッションアイテムを身につけることで、周囲の人に落ち着いた印象を与えることができるのです。

これは相手だけでなく自分自身にも効果的です。

ちょっとしたことでイライラしたり、怒りやすい人は、緑色を取り入れてみてください。

同じ緑色でも、濃度により与える印象は変わります

POINT
明るい緑色
  • 新芽や若葉を連想させ、若々しさを感じさせる色です。
  • 若々しくフレッシュな印象を演出するのに適しています。
POINT
深い緑色
  • 知性や落ち着きを感じさせる色です。
  • フォーマルな場面やビジネスシーンで深い緑色を取り入れると、信頼感や知性的な印象を与えることができます。

黄色

【与える印象】

明るさ、幸福感、創造性、陽気、好奇心旺盛、面白い、ポジティブ、知性、快活、子供、希望、親しみやすさ、前向き、なごやか、ユーモア、コミュニケーションカラー、親近感、憎めない

黄色のトップスやアクセサリーは、明るくポジティブな印象を与え、創造的な活動に適しています。

春の外出やクリエイティブな仕事をするときにもお勧めです。

黄色は太陽の光のように明るくて、見る人に幸福感を与えます

このため「明るい・楽しい・希望に満ちた」というポジティブな印象を与えることができます。

そして目立つ色なので、注意を引く効果があります。

道路標識や警告表示に使われることが多いのもそのためです。

「私を見て!」というメッセージを強く伝えることができます。

エネルギッシュで活力を感じさせる色なので、スポーツウェアや子供向けの服にもよく使われます。

さらに、親しみやすい色なので、フレンドリーで開放的なイメージを相手に与えます。

迷子になったとき、どちらの方が道を尋ねやすいですか?
  • 黒いワンピースの人
  • 黄色いワンピースの人

友達を作りたい時には、黄色のアイテムが入っていると相手が話しかけやすい雰囲気になるので有効です。

【与える印象】

威厳、力強さ、ミステリアス、強い、怖い、威圧的、負けず嫌い、孤独、暗さ、品格

黒色は高級感と洗練された印象を与えます。

黒いドレスやスーツは、フォーマルな場面で格調高く見え、エレガントな印象を強調します。

特に、公式なイベントやパーティーでの黒い服装は、周囲に洗練されたイメージを与え、権威を示したいときに効果的です。

自信を表す色でもあり、自分の信念やスタイルを強調したいときにも適しています。

黒い服を着ることで自分の意志をしっかりと表現し、自己を確立することができます。

力強さや威厳を象徴する色なので、自分の存在感を際立たせリーダーシップを発揮したい場面や、他者に影響力を持ちたいときに効果的です。

黒いジーンズやトップスは、シンプルながらも洗練された印象を与えます。

カジュアルな場面でスタイリッシュに見せたい時にも役立ちます。

黒色は高級感や洗練さを象徴する一方で、堅苦しい印象を与えることがあります。

力強さや威厳を象徴する色でもあるため、場合によっては威圧感を与えます

婚活やデートでは、リラックスした雰囲気や親しみやすさが求められる場合が多いので、明るく楽しい印象を与えたい場合には不向きです。

黒色は冷静さや控えめな印象を与えますが、柔らかさや温かみは欠けます

これにより、相手に親しみやすさを感じさせることが難しくなるかもしれません。

相手がリラックスして会話を楽しむことができないと、良好なコミュニケーションが取りづらくなるので、使う場所や面積に気をつけましょう。

【与える印象】

純粋さ、清潔感、シンプル、完璧主義、理想主義、清らかさ、強さ、孤独、美、スタート、高貴、平和、明快、洗練、献身

白色は、世界中の多くの文化において神聖さ、純粋さ、清浄さを象徴する色です。

日本では、結婚式の白無垢は新婦が清らかで純粋な存在であることを示す伝統的な婚礼衣装です。

そして葬儀で白い衣装を着用することがあり、これは死者の魂が清浄な状態で再生することを意味します。

神道の儀式や巫女の衣装も白ですね。

白は特別な意味を持ち、重要な場面でよく使われています。

白いシャツやブラウスは、清潔感や純粋さをアピールし、シンプルで洗練された印象を与えます。

初対面の人と会う場面や、カジュアルな日常での着用に最適です。

白は光を反射するため、見た目に涼しさや爽やかさを感じさせます。

夏のファッションアイテムに白色が多く使われるのもこのためです。

暑い季節に白色を取り入れることで、見た目から涼しい印象を与えます。

白色はどんな色とも合わせやすい特徴があります。

アクセントカラーや柄物と組み合わせても違和感がなく、コーディネートの幅が広がります。

ファッションのベースカラーとして非常に優秀です。

白Tシャツや白パンツのコーディネートについても書いています。

オレンジ

【与える印象】

活気、親しみやすさ、楽しさ、社交的、外交的、健康的、アクティブ、明るさ、陽気、活発、元気、よく働く、気さくな、フットワークが軽い、成功

オレンジ色は、太陽のような明るさや元気さを象徴する色です。

オレンジ色の服を着ることで、活発でエネルギッシュな印象を与え、ポジティブなエネルギーを感じさせるため、周囲の雰囲気を明るくする効果があります。

初対面の人やまだあまり親しくない人と会うときにもお勧めです。

親しみやすくフレンドリーな印象を与えるので、リラックスした雰囲気を作り出し、親しみやすさを感じてもらいやすくなります。

オレンジ色は創造性独自性を表現する色でもあります。

クリエイティブな業界や、独自のスタイルを持つことをアピールしたい場面でオレンジ色の服を選ぶことで、自分の個性を強調することができます。

活力や健康的な印象を強調するので、健康的なライフスタイルをアピールしたいときにオレンジ色のファッションアイテムを取り入れるのも効果的です。

食欲を刺激する色でもあるので、飲食に関連するイベントやレストランで働く場合、オレンジ色の服を着ることで、楽しい食事の雰囲気を演出することができます。

オレンジ色のトップスやジャケットは明るく元気な印象を与えるので、アウトドアイベントやカジュアルな集まりに最適です。

ピンク

【与える印象】

優しさ、愛情、親しみやすさ、かわいらしさ、無邪気、甘えん坊、繊細、美しさ、女性、幸福感、ベビー、柔らか、ソフトな、安らぎ、甘さ

ピンク色は、優しさや柔らかさを象徴する色です。

ピンク色の服を着ることで、周囲に対して優しく穏やかな印象を与えることができます。

人に安心感やリラックスした気持ちを与えたいときに効果的です。

ロマンチックなイメージを持っていますので、デートや特別なイベントで取り入れると、甘くロマンチックな雰囲気を演出します。

女性らしさを強調する色でもあり、女性の魅力や親しみやすさもアピールできます。

ピンクのトーンやデザインを間違えると子供っぽく見えるので注意しましょう。

大人のピンクは、落ち着いた色合いが多いです。

例えば、ダスティピンクやローズピンク、サーモンピンクやコーラルピンクなど、少しシックで洗練されたトーンが特徴です。

コツとしてはベージュやグレー、ブラックなどのニュートラルカラーと合わせることで、大人っぽい印象を作れます。

ピンク色は、ポジティブなエネルギーを象徴する色でもあります。

周囲に元気や前向きな気持ちを伝えたいときに、ピンク色のファッションアイテムを取り入れることで、明るくポジティブな印象を与えることができます。

【与える印象】

高貴さ、創造性、神秘的、感受性豊か、セクシー、ミステリアス、女性、モテる、お洒落、美、芸術、不審、華やか、高貴、幻想的、スピリチュアル

紫色は古くから王族や貴族が愛用してきた色で、高貴さや優雅さを象徴します。

日本では聖徳太子が推古天皇の時代に制定した冠位十二階制度において、最上位の冠位である「徳」の色も紫です。

その後の平安時代でも紫色は高貴な色とされ、上級貴族や皇族が着用しました。

紫は他の色よりも希少で高価な染料を使用していたため、権威や高位を象徴する色として用いられていました。

現在でもイギリス王室では、特別な儀式や公式行事で紫色の衣装や装飾が使用されます。

オランダ王室やスペイン王室なども公式の場で紫色の衣装を使用しています。

紫のドレスやトップスは、高貴さや神秘的な印象を与え、特別な場面や創造的な仕事をするときに効果的です。

エレガントで上品な印象を与えることができます。

静かで成熟した魅力も持っているので、大人っぽい印象を強調したいときに、洗練された雰囲気を作り出すこともできます。

ほかにも神秘的でクリエイティブなイメージを持っているので、アートやデザインなど創造的な業界で働く人にとって、紫色のファッションアイテムは独自の個性や芸術性を強調することができます。

そのためパーティーや芸術関連のイベントでの着用に向いています。

更にスピリチュアルなイメージもあり、精神的な安定や内省を促す色とされています。

ヨガや瞑想など、心を落ち着ける活動に適したカラーです。

紫色のスポーツウェアは他のカラーと差別化され、スタイリッシュな印象を与えます。

グレー

【与える印象】

バランス、落ち着き、控えめ、保守的、シック、地味、主張しすぎない、曖昧、無難、謙虚、都会的

グレーは中立な色合いであり、派手さがなく目立ちすぎないため、落ち着いた印象を与えます。

グレーのスーツやカーディガンは、控えめで落ち着いた印象を与え、ビジネスカジュアルやオフィスシーンでの着用に適しています。

グレーは地味過ぎず派手過ぎない、まさに「無難」な色として認識されます。

自分の個性を消したい時組織などで補佐的な役割をする時によく、私はあなたに従っていますというメッセージを相手に伝える色でもあります。

そのため信頼性や安心感をアピールし、従順で謙虚な人を演出できます。

グレーは都会的で洗練されたイメージもあります。

特に濃いめのグレーは高級感やクールさを演出し、ファッションの中で大人の魅力を引き立てることができます。

他の色との相性も良く、様々な色と組み合わせることができます

鮮やかな色やパステルカラーとの組み合わせは、グレーの落ち着きと相まって、バランスの取れたスタイリッシュな印象を作れます。

茶色

【与える印象】

温かみ、安定感、自然、堅実、温厚、努力家、縁の下の力持ち、辛抱強い、落ち着き、大らか、寛容な、頼もしい

茶色は自然な色合いであり、地の色に近いため、温かみや安心感を与えます。

この温かみは落ち着いた印象をもたらし、相手に親しみやすさを感じさせます。

自然界に多く見られる色であり、木や土、石などの自然素材と調和します。

そのため、自然を愛する人やアウトドアに親しむ人々に好まれる色です。

深みのある茶色は高級感や品位を演出し、茶色のアイテムは上品で洗練された印象を与えます。

地に足の着いたイメージをもたらし、ビジネスシーンでは堅実さや地道な信頼性をアピールします。

茶色はナチュラルでリラックスした雰囲気を演出します。

カジュアルなシーンやリラックスした雰囲気が求められる場面で、茶色のファッションを取り入れることで、自然体で居心地の良い雰囲気を醸し出すことができます。

茶色のファッションは、自然な温かみや落ち着きを与えるだけでなく、上品さや堅実さを演出することもでき、さまざまな場面やシーンで活躍する色合いです。

ベージュ

【与える印象】

柔らかさ、ナチュラル、控えめ、ほがらか、素朴、いい人、家庭的、上品、、優しい、落ち着き、安心感

ベージュは穏やかで柔らかな色合いを持ち、上品で落ち着いた印象を与えます。

そのため、フォーマルな場面やビジネスシーンでの着用に適しています。

自然の中に多く見られる色合いに近く、木や砂などの自然素材と調和します。

自然を感じさせる温かみ安らぎを与え、リラックスした雰囲気を演出します。

ベージュは品のある色合いであり、洗練された大人の雰囲気を醸し出します。

特に濃いめのベージュは高級感やクラシカルな雰囲気を持ち、上質さを演出します。

ベーシックな定番服としても長く愛用されている色

シンプルで使いやすい色であり、他の色との組み合わせがしやすいです。

ベージュと白やパステルカラーなどの明るい色との組み合わせは、柔らかな雰囲気を醸し出します

多彩なスタイリングを楽しむことができ、季節やシーンを問わず幅広く活躍します。

ベージュは「寛容」の茶と「品格」の白を混ぜた色で、その2つを兼ね備えた「良識ある人」というイメージをアピールできます。

そのため信頼を得て相手に近づきたいとき、ベージュをファッションに取り入れるのも良いでしょう。

今回は、ファッションで使われる代表的な12色の、様々な特徴をご紹介しました。

同じ色でも着ている素材やデザイン、組み合わせで印象は変わります

例え

黒はとても上品でエレガントな装いを演出できますが、選ぶアイテムや組み合わせによって、安価で垢抜けない印象を与える装いになります。

例え
ピンク

ピンクも10代が好むピンクと大人の女性が好むピンクは違います。
明度や彩度、使う面積により、知的で上品になるか、無邪気で甘えん坊なイメージになるか、与える印象が変わるのです。

色の選択が誤っていると、周囲に誤った印象を与える可能性があります。

ですが色の知識を少し入れるだけで、周囲への印象を調整することはできます。

あなたが着用している色が相手にどんな印象を与えるのか知っていると、毎日のコミュニケーションに役立ちますよ。

日々の服選びに迷ったら、こちらの色の特徴を参考にしていただけると嬉しいです。

好印象を与える色とホルモン分泌の関係

色が心理的に及ぼす影響を通じて。ホルモン分泌が促進されると言われています。

光=電磁波そのものは無色

それが対象物に当たって反射し、その反射光の波長が網膜で変換され「色」として脳で知覚されます。
このとき脳の視床下部などへの刺激でホルモンの分泌が促されるそうです。

ただ科学的にはまだ完全に証明されているわけではありません。

しかし色の効果がホルモン分泌に影響を与える可能性については脳科学でも広く議論されています。

代表的な色とホルモン分泌の関係をご紹介します。

ホルモン
青:セロトニン

鎮静作用の効果があり、これが不足すると不眠やキレやすい状態になります。

ホルモン
赤:アドレナリン

心身をパワーチャージさせ活力アップさせるホルモン。

ホルモン
緑:アセチルコリン

記憶やストレスの解消に関わるホルモン。これが不足すると物忘れや心の疲れがたまってしまいます。

ホルモン
黄色:エンドルフィン

幸福感が高まり、ポジティブな気持ちになります。

ホルモン
白:すべてのホルモンに関係

幸せホルモンと言われるオキシトシンの分泌や気分転換に効果的です。

ホルモン
オレンジ:グレリン

成長ホルモンの分泌・循環器系や消化器系への促進作用などがあります。

ホルモン
ピンク:エストロゲン

通称:女性ホルモン。美肌&美髪をキープするのに欠かせません。

ホルモン
紫:ノルアドレナリン

恐怖や怒り・不安などの精神的な作用にかかわり、ストレスに対処できるよう切り替えます。

ホルモン
青紫→オプスタチン

自律神経に作用して、適度に食欲を抑えてくれます。

ホルモン
黄緑:成長ホルモン

筋肉を増やし、脂肪や糖を分解し、皮膚の再生や毛髪の生え変わりを促進してくれます。

ホルモン
赤紫:エストロゲン

血管の健康を保ちコレステロール値などを整え、動脈硬化を予防します。

シチュエーション別サポートカラー

カラーセラピーの色彩心理効果を使いコーディネートすることで、自身の心をケアしながら望む印象を与えやすくなります。
心理状態に応じて対応できる色を、いくつかご紹介します。

サポート
レッド
  • 情熱的になりたいとき
  • 目立ちたいとき
  • 大胆になりたいとき
  • 自分の存在を積極的に打ち出したいとき
サポート
オレンジ
  • 人と親密な関係を築きたいとき
  • パーティなどで思いきり楽しみたいとき
  • 周りを楽しませたいとき
サポート
コーラル
  • 傷ついてしまったとき
  • 辛いとき
  • 温かさを感じたいとき
サポート
イエロー
  • ポジティブになりたいとき
  • イライラしているとき
  • ナーバスになったとき
サポート
ゴールド
  • 自信を持ちたいとき
  • 自分らしく輝きたいとき
  • 独自性をアピールしたいとき
サポート
グリーン
  • リラックスしたいとき
  • リフレッシュしたいとき
  • 自然体でいたいとき
  • 緊張しがちなとき
サポート
オリーブグリーン
  • 周りと調和しながら自分らしさも失わないでいたいとき
  • チームワークが必要なとき
  • 穏やかな気持ちでいたいとき
サポート
ターコイズ
  • 自由な気持ちでいたいとき
  • 大勢の人と話をするとき
  • プレゼンテーションをするとき
サポート
ブルー
  • 保護されているという感覚が必要なとき
  • 清楚な印象を与えたいとき
  • 相手に信用されたい時
サポート
ロイヤルブルー
  • まじめさを強調したとき
  • 面接を受けるとき
  • 直感を高めたいとき
サポート
ヴァイオレット
  • 優雅さや神秘的な雰囲気を出したいとき
  • 変化のとき
  • 心を落ち着けたいとき
サポート
マジェンタ
  • 女性の強さや気高さを出したいとき
  • 日々の小さな事を大切にしたいとき
  • 心身が疲れているとき
サポート
ピンク
  • 愛や優しさを感じたいとき
  • 誰かに甘えたいとき
  • 女性らしい気持ちになりたいとき
サポート
クリアー
  • 純粋になりたいとき
  • 気分転換が必要なとき
  • 何も考えたくないとき

まとめ

対人関係能力の高い人が使っている12色をご紹介しました。

対人関係能力を高めるために、ファッションに取り入れる色の効果を理解することは非常に重要です。

色を使い分けることでコミュニケーションの質を高め、目的に合ったメッセージを伝えることができます。

これにより、自信を持ち、好印象を与え、人間関係を円滑にすることができます。

「素敵な人だな」と思う方がいたら、その方からパーソナルスタイリングサービスを受けてみると良いと思います。

アピールしたい人や場面・目的などを明確にし、あなたを演出するのにふさわしい色を、色に慣れていない方がひとりで全部考えるのは大変です。

プロのスタイリストがあなたにぴったり合う服を一緒に考えてくれるので、新しいスタイルを発見できたり、忙しい中でも効率的にファッションを楽しめますよ。

少しずつ色の効果を学び、自分のスタイルに合わせて取り入れてみてください。

この記事を最後まで読んだあなたの対人関係能力が大きく向上し、今後のコミュニケーションの参考になれば嬉しいです。

ゆうこ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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