【洋梨体型コーデ】下半身をカバーしおしゃれに見える人のパンツ3選

洋梨体型コーデ

洋梨体型の方の NG パンツはずばり「スキニーパンツ」です。

シルエットだけで言えば レギンスとほとんど同じなので、太もものハリや脚のラインが明確になってしまいます。

ヒップや太ももが目立つので気になる

スカートで隠すのは簡単だけれど、パンツが苦手でいつも避けている。

「パンツが似合わないからスカートを穿いています。」という女性は多いです。

上半身が比較的細いが、下半身に脂肪がしっかりついている

全体像を見た時、バランスでがとれている素敵な装いに仕上げたい。

その気持ち分かります。長い着丈のトップスと合わせるだけではなくパンツコーデ を楽しみたいですよね。

私は「洋梨体型コーデを教えてほしい!」とよく相談を受けます。

大丈夫です。

洋梨体型でも素敵になるコーディネートは沢山ありますよ!

こんな悩みを解決します!
  • ヒップや太ももが気になり、自分に合った服を見つけるのが難しい
  • 下半身が太い人に合うパンツが分からない
  • ワイドパンツを太って見えないようにするにはどうしたらいいか分からない
  • スタイルを良く見せるためのボトムスの選び方に困っている
  • 年齢に合った上品でトレンド感のあるスタイルを取り入れたい

コンプレックスが多かった私は、メイクアップアーティスト学院・カラースクール・イメージコンサルタントの養成スクールなど様々なスクールを卒業し、トライ&エラーを繰り返し研究してきました。

今では自分に似合わない服の特徴が分かるので、何を着ないかが明確です。

服選びがスムーズにできお洒落を楽しんでいます。

この記事では、下半身をカバーし洋梨体型コーデをおしゃれに見せる3種類のパンツと、選ばない方が良いNGパンツの注意点をお届けします。
洋梨体型で悩んでいる方の参考になったら嬉しいです。

【この記事を書いた人】
  • インターナショナルパーソナルスタイリスト
  • インターナショナルカラーアナリスト
  • オーラソーマカラーケアコンサルタント
  • メイクアップアーティスト
  • 骨格診断ファッションアナリスト

ファッション診断・着こなし術や印象アップセミナー・メイクなど、6,000人以上の美容&ファッション相談を受けてきました。

目次

洋梨体型の身体の特徴

洋梨体型の特徴は以下の通りです。

特徴
下半身にボリュームがある:

お尻が横に広がっている。ヒップや太ももにボリュームあり、上半身よりも下半身が大きく見える。

特徴
ウエストが細い:

ウエストは比較的細く、くびれがはっきりしていることが多い。

特徴
体重が下半身に集中しやすい:

体重が増えるとヒップや太ももに脂肪がつきやすい傾向がある。

特徴
上半身がスリム:

胸や腕が比較的細く、上半身はスリムに見えることが多い。

特徴
痩せにくい体質:

太ももやふくらはぎに脂肪が多く、身体がむくみやすい。

※「下半身が太い=洋梨体型」ではありません。

上半身も下半身も同じような比率で脂肪が付いている方は、洋梨体型ではありません。
下記のイラストのような全体的に丸みを帯びている体型の方は、骨格診断で言うとストレートタイプです。
洋梨体型は骨格診断で言うとウェーブタイプになります。
ウェーブタイプについてはこちらに詳細を記載していますので、ぜひ合わせて読んでみてください。

リンゴ体型と言われる方も、今回の記事は対象外となります。
胸のトップの位置や脂肪のハリ感が違うこのタイプの方が参考にすると、逆に太く見えたり脚が短く見えたりしますのでご注意ください。

洋梨体型コーデの注意点

身体の特徴を理解したら、洋梨体型の特徴を活かしてバランスの良いスタイルを作りましょう。
例えば、上半身にボリュームを持たせたり、ウエストを強調するアイテムを選んだりすることで、全体のシルエットを整えることができます。

洋梨体型の方はスキニーパンツがNGだとお伝えしましたが、合わせる服や着こなし方を工夫すれば体系をカバーすることは可能なので、履けないわけではありません。

パンツ本来のシルエットがそのまま出る履き方はNGということです。

あなたがスキニーパンツを気に入っているのなら、丈を調整したり羽織りやアクセサリーを工夫して素敵に着こなし、おしゃれを楽しんで下さいね。

デニムを穿いた時の後ろ姿がカッコ悪く見える理由

洋梨体型の方はヒップが平坦な方が多いです。

デニムを穿いた時の後ろ姿がカッコ悪く見えて嫌。

ヒップが平坦な方は、デニムを穿いた時の後ろ姿にコンプレックスを抱えている方も多いです。
その理由はいくつかあります。

Point
フィットの問題

デニムは通常、ヒップの丸みや立体感を強調するデザインが多いです。
平坦なヒップだと、デニムがフィットしづらく余ってしまったりシワが寄ったりして、綺麗に見えないことがあります。

Point
横に広がるシルエット

ヒップに立体感がない場合、横に広がって見えることが多いです。
デニムはヒップを引き締めて見せる効果がありますが、立体感がないと逆に横に広がって見えるため、シルエットが不格好に見えることがあります。

Point
後ろポケットの位置とデザイン

後ろポケットの位置やデザインも重要です。
ポケットが低すぎる位置にあると、ヒップがより下がって見えます。そのためウエストからヒップトップまでの距離が長くなり、平坦に横へ広がっている部分が強調されます。
後ろポケットに刺繍やフラップがあるデザインを選ぶと、視覚的にヒップに立体感が出ます。ポケットの位置がやや高めでデザインが入っているものを選ぶと良いでしょう。
ポケットの大きさは小さすぎても大きすぎてもヒップが大きく見えるので、試着した時に後ろ姿を確認してご自身に最適な大きさを選んでください。

Point
全体のシルエットとのバランス

上半身と下半身のバランスも重要です。人により最適なトップの丈はコーディネートにより違うので、相対的にヒップの平坦さが強調されない丈になるようバランスを取りましょう。
立体裁断が施されたデザインのデニムを選ぶとヒップアップ効果がありおススメです。

Point
シェイプウェアの使用

ヒップを持ち上げて形を整えるシェイプウェアをデニムの下に着ることで、後ろ姿が綺麗に見えるようになります。

これらのポイントを考慮してデニムを選ぶことで、平坦なヒップでも後ろ姿がカッコよく見えるようになります。

洋梨体型ではどんなパンツがOKか、今回は3種類のパンツをご紹介します。

  • 1 本目⇒プリーツパンツ
  • 2本目⇒スラックスパンツ
  • 3本目⇒細めのワイドパンツ

プリーツパンツ

プリーツパンツがおすすめの理由

Point
縦のラインが強調される

プリーツの縦ラインが視覚的に脚を長く、細く見せる効果があります。

Point
太ももの張りをカバー

プリーツパンツの適度な広がりが、太ももの張りや太さをカバーしてくれます。

Point
バランスの取れたシルエット

ウエストから下に向かって広がるデザインが、洋梨体型の特徴である下半身のボリュームをバランスよく見せてくれます。

Point
動きやすさと快適さ

プリーツパンツは動きやすく、日常の様々なシーンで快適に過ごせます。

Point
コーディネートの幅広さ

カジュアルからフォーマルまで幅広いスタイルに合わせやすいので、様々なシーンで活躍します。

プリーツパンツの効果を比較

スクロールできます
特徴通常のパンツプリーツパンツ
視覚効果横に広がって見える縦のラインが強調される
体型カバーヒップや太もものボリュームが目立つ太ももの張りをカバー
動きやすさ場合によって制限される動きやすく快適
コーディネートの幅限定的幅広いスタイルに対応

プリーツパンツの選び方

STEP
素材選び

落ち感のある素材を選ぶことで、大人っぽくすっきりとしたシルエットを作れます。

STEP
ウエストのデザイン

ハイウエストのデザインを選ぶと、ウエストを強調し、全体のバランスが良くなります。

STEP
カラー選び

ダークカラーのプリーツパンツは引き締め効果があり、下半身をスリムに見せてくれます。

コーディネートのポイント

STEP
トップスにボリュームを持たせる

ボリュームのあるトップスを選び、上半身に視線を集めることで、全体のバランスが良くなります。

STEP
アクセサリーの活用

目線を上に引きつけるために、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリーを活用しましょう。

STEP
シューズの選び方

ヒールやウェッジソールのシューズを合わせると、脚長効果がアップします。

まとめ

プリーツパンツは、洋梨体型の女性にぴったりのアイテムです。
縦のラインを強調し、太ももの張りをカバーしつつ、スタイルアップ効果も期待できます。
素材やデザイン、カラー選びを工夫し、コーディネートのポイントを押さえることで、さらに魅力的なスタイルを楽しむことができます。
プリーツパンツを取り入れて、自信を持ってファッションを楽しんでください。
洋梨体型コーデにはプリーツスカートも大活躍しますので、こちらも是非ご覧ください。

スラックスパンツ

スラックスの由来と意味

もともと、「スラック(slack)」は英語で「ゆるみ」や「たるみ」を意味します。
これは、何かがきつくなく、余裕がある状態を表します。
「スラックス」は「slack」の複数形で、もともとはタック(ひだ)などでゆとりを持たせたパンツを指していました。

これにより、動きやすさと快適さが確保されたのです。

スーツに合わせるパンツは、こうしたゆとりがあるデザインであることが多かったため、「スラックス」と呼ばれるようになりました。

スラックスパンツがおすすめの理由

STEP
ストレートラインが脚をスッキリ見せる

スラックスパンツのストレートシルエットは、太ももの横張りをカバーし、脚全体をスッキリと見せる効果があります。

STEP
ウエストからヒップへの自然なライン

ウエストからヒップにかけてのラインが自然で、太ももにかけて余裕があるデザインが多いため、ヒップや太ももが強調されません。

STEP
縦のラインを強調

スラックスパンツはスラントポケット(斜め切りポケット)が基本で、中心から外側にむけて斜めにデザインされています。
斜めにすることで腰回りをスッキリとし、視覚的にシャープに見せることができます。
全体的にシンプルかつ上品に仕上げいているのがスラックスの特徴です。
「センタープリーツ」が入っているほうがよりエレガントな印象になります。

STEP
動きやすさと快適さ

スラックスパンツは動きやすく、日常の様々なシーンで快適に過ごせます。

STEP
多様な素材とシルエット

スラックスパンツは、生地やシルエットのバリエーションが豊富です。
生地やシルエットによりコーディネートの印象は全く異なります。
フォーマルな装いやビジネス用からカジュアル用まで幅広いスタイルに合わせやすいので、様々なシーンで活躍します。
ポリエステルやポリウレタンなどの高機能生地を選ぶと、ストレッチ性や撥水性、吸湿性などがあり、快適に着用できます。

サイズ選びのポイント

Point
ウエスト周り

ウエストは指一本分の余裕が目安。実際に試着して、ヒップや太ももにシワや食い込みがないことを確認しましょう。

Point
ヒップ優先

ウエストとヒップのどちらかしかジャストサイズがない場合は、ヒップを優先して選びます。ウエストはお直しがしやすいためです。

Point
裾周り

裾幅は自然なテーパードシルエットを選ぶとエレガントな印象に。裾丈はシワが少し入る程度のクッションが適正です。カジュアルにはアンクル丈もおすすめ。

コーディネートのポイント

STEP
カラーリング

コーディネート全体でカラーリングを意識することが重要です。
ビジネススタイルでは落ち着いたカラーを、カジュアルスタイルでは明るいカラーを取り入れてみましょう。

STEP
アクセサリーの活用

ネックレスやイヤリングなどのアクセサリーを活用して、目線を上に引きつけると全体のバランスが良くなります。

STEP
体型に合ったサイズを選ぶ

大きすぎるとダラしない印象を与えてしまいます。
ジャストサイズを選べば、それだけでコーディネート全体の品位が上昇し素敵な装いになります。

STEP
裾幅の選び方

裾幅が少し絞られていると脚全体がスリムでスマートに見えますが、裾幅が極端に狭いと窮屈に見えることがあるため、自然なシルエットを選ぶとエレガントに見えます。

STEP
裾丈の選び方

ビジネスではスラックスの裾が革靴に少し掛かり、わずかにシワが入る程度が理想的です。これを「クッション」と呼びます。
ビジネスカジュアルでは、少し短めの「ノークッション」もおすすめです。
よりカジュアルにしたい場合は、アンクル丈(くるぶし丈、九分丈)を選ぶと、軽やかで抜け感のあるスタイルになります。

スクロールできます
スタイル裾幅裾丈特徴
スリムでスマート少し絞られた幅革靴に少しかかる丈エレガントでスマートな印象
ビジネスカジュアル自然なテーパードノークッション(短め)スッキリとした印象
カジュアルスタイル自然なテーパードアンクル丈(くるぶし丈、九分丈)軽やかで抜け感がある

まとめ

スラックスパンツの裾周りの選び方は、全体の印象を大きく左右します。
適切な裾幅と裾丈を選び、スタイルに合わせたコーディネートを楽しむことで、エレガントからカジュアルまで幅広いスタイルを自在に楽しむことができます。
あなたのスタイルに合ったスラックスパンツを見つけて、素敵に着こなしてください。

細めのワイドパンツ

ワイドパンツが洋梨体型におすすめの理由

Point
体型カバー

ワイドパンツのゆったりしたシルエットが、太ももの張りや太さをカバーし、気になる部分を目立たなくします。
ワイドパンツを穿くと逆に太って見える。という方は、体型に合わないサイズ・ シルエット・素材を選んでしまっているのが原因です。

Point
縦のラインを強調

縦のラインが強調されるため、脚が長く見え、全体的にスリムな印象を与えます。
「センタープリーツ」が入っているほうがよりエレガントな印象になります。

Point
ウエストを引き締める

ハイウエストデザインが多く、ウエストを引き締めることでメリハリのあるシルエットを作れます。

Point
動きやすさ

ワイドパンツは動きやすく、快適に過ごせるので日常使いに最適です。

Point
エレガントな印象

エレガントなシルエットを作り出し、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。

細見えするためのポイント

Point
適切なサイズ選び

お尻や腰回りに程よいゆとりがあるシルエットを選び、試着して以下のポイントを確認します。

  • ヒップラインはきれいに見えている?
  • 腰回りはスッキリしている?
  • ダボついた印象はなくスラっと見える?
  • 穿くことで自分の体型を綺麗に見せている?
Point
素材選び
  • 柔らかい素材のワイドパンツは、ボディラインを拾いすぎず、広がりすぎないので、腰やお尻周りを目立たなくしてくれます。
  • ハリ感のある素材は避け、落ち感のある素材を選ぶとよりスッキリ見えます。
Point
トップスとの組み合わせ
  • コンパクトなトップスやウエストインするスタイルを取り入れると、メリハリが生まれます。
  • ベルト付きのワイドパンツで腰位置にアクセントを加えると、視線を上に引き上げて脚を長く見せる効果があります。
  • お腹まわりが気になる方は無理にインしなくても大丈夫です。トップスの丈感を、ぽっこりお腹が見えないギリギリのラインのショート丈にすると、ウエストインしなくても全体のバランスが良くなります。
Point
裾周りの選び方
  • 裾幅が自然に絞られているシルエットを選びましょう。これにより、エレガントな印象を与えます。
  • 裾丈はクッション(シワ)が少し入る程度が理想です。
  • ビジネスカジュアルではノークッションでもOK。
  • カジュアルスタイルにはアンクル丈もおすすめです。

ワイドパンツの選び方と注意点

スクロールできます
ポイント詳細
サイズ選びお尻や腰回りに程よいゆとりがあるシルエットを選びましょう。試着時にはお尻のラインや腰回りのフィット感を確認してください。
素材選び柔らかく落ち感のある素材を選ぶと、ボディラインを拾いすぎず広がりすぎないので、腰やお尻周りが目立たなくなります。センターラインが入っている方がキチンと感が出ます。
トップスとの組み合わせコンパクトなトップスやウエストインするスタイルでメリハリをつけると、スッキリとしたシルエットになります。ベルト付きのワイドパンツも効果的です。
裾周り自然なシルエットを選び、裾丈はクッションが少し入る程度にすると、脚が長くえます。カジュアルスタイルにはアンクル丈もおすすめです。

まとめ

少し細めのワイドパンツは、洋梨体型の女性にとって強力な味方です。
適切なサイズと素材を選び、トップスとの組み合わせや裾周りの工夫で、スリムでエレガントなスタイルを実現できます。

タックが広がらずにストンと下に落ちるているか確認してください。

腰ハリや お尻が大きいことがコンプレックスの女性がハリ感のあるワイドパンツを履くと、 ワイドなシルエットがより目立ってしまい、上半身の体の大きさの割に、下半身のパンツの存在感が強くなってしまいます。
生地の厚みで下半身が重めに見えがちです。

軽やかなスッキリ感を出したければ、落ち感のあるとろみ素材を選びましょう。

まとめ

ファッションで体型カバーするためのポイント

Point
パンツのサイズとシルエット

パンツ選びでは、特に後ろ姿を確認しましょう。お尻が垂れて見えないように、ヒップラインが綺麗に見えるサイズを選びます。

Point
素材選び

柔らかい素材を選ぶことで、ボディラインを拾いすぎず、広がりすぎないシルエットを作れます。

Point
トップスとの組み合わせ

コンパクトなトップスやウエストインするスタイルでメリハリをつけると、スリムでバランスの良いコーディネートが完成します。

Point
カラー使い

ダークカラーのパンツは引き締め効果があり、下半身をスリムに見せてくれます。トップスに明るい色を持ってくると視線が上に向き、全体のバランスが良くなります。

ダイエットに時間とお金をかけるより、適切なファッションアイテムを選ぶことで、すぐに体のラインを綺麗に見せることができます。

体型に合った服を着ることで自分に自信が持てるようになり、ファッションがさらに楽しく、外出するのも楽しみになりますよ。

あなたが好きな服を着て自由におしゃれを楽しめるよう、この記事が参考になれたら嬉しいです。

ゆうこ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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