プロ監修【何を着たらいいか分からない】あなたに3つの解決策!

何を着たらいいか分からない

服を買いに行っても服が選べない。

情報が多すぎて、何を参考にしていいかわからない。

10人中8人の人がこの悩みを持っているのではないでしょうか。

本当にたくさんの方から「何を着たらいいか分からないです」と相談を受けます。

解決するには、まず自分自身をよく知ることが大切です。

なりたい自分のイメージを明確にすること。

パズルを思い浮かべてみてください。

パズルの完成図が分かっていないと、ピースだけ渡されてもどこに合わせればいいか分からないですよね。

コーディネートをする時、自分が目指すスタイルやイメージがはっきりしていなければ、どの服を選び、どう組み合わせるべきかが分からなくなるのは当然です。

イメージがあれば、それに合ったピース(服やアクセサリー)を選び、全体の絵(コーディネート)を作ることができます。

逆に、目指すイメージがないと、たとえ素敵なピースを持っていても、それをどのように組み合わせていいか迷ってしまうでしょう。

だからこそ、まずは自分のなりたいスタイルや雰囲気を明確にすることが、コーディネートの第一歩です。

自分軸を持つこと

自分が着たい服の色・素材・形なども選択が容易になりますよ。

イメージするというのは行動パターンや選択に大きく影響を与えます。

研究によると、自己イメージが明確な人は自己表現においても一貫性があり、自信を持って行動できることが示されています。

自分の生き方や考え方に合った服を着ることで自信がつき、人生がより豊かになるはずです。

この記事を読むことで、今のあなたが素敵に見えるスタイルを見つけることができるでしょう。

【この記事を書いた人】
  • インターナショナルパーソナルスタイリスト
  • インターナショナルカラーアナリスト
  • オーラソーマカラーケアコンサルタント
  • メイクアップアーティスト
  • 骨格診断ファッションアナリスト

ファッション診断・着こなし術や印象アップセミナー・メイクなど、6,000人以上の美容&ファッション相談を受けてきました。

目次

9割近くの方が「洋服選びで失敗したことがある」

「何を着たらいいか分からない」という悩みを抱えている人は、実はとても多いです。

実際、9割近くの人が洋服選びで失敗した経験を持っています。

あなたと同じような悩みを抱える人がたくさんいて、日々何を着ようか迷っています。

このデータは、1,000人以上の日本女性を対象としたICBデータです。

ICBとは

東京・銀座に拠点を置き、イメージコンサルタント・カラーアナリスト・パーソナルスタイリストやウォーキングインストラクター・マナー講師など幅広くプロフェッショナルを育成するアカデミーです。

調査概要:洋服選びに関する調査
【調査期間】2020年4月3日(金)〜2020年4月6日(月)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,064人
【調査対象】20代〜40代女性
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

洋服選びで失敗したことがある方は、どのような失敗をしたのか。

  • 着てみたら似合っていなかった(37.0%)
  • サイズ感が合っていなかった(20.0%)
  • 組み合わせが難しい服だった(18.9%)
  • 自分に合わない色だった(11.1%)
  • 着太りした(8.8%)

洋服購入にかける時間は?

  • 10分以上~30分未満(40.4%)
  • 30分以上~1時間未満(29.6%)
  • 1~2時間未満(12.4%)
  • 10分未満(10.0%)
  • 2時間以上(7.6%)

8割近くの方が『はい(77.0%)』と回答

みんな、持って生まれた体は違いますよね。

私は美脚なら良かったけれど現実は脚が短い。

ひざも大きくO脚なんです。

だから色々考えて工夫しています。

自分が気持ちいい着こなしなら、人と違っていてもいいんじゃないでしょうか?

たくさん失敗しながらも、自分が着たいものを着ることでファッションセンスが磨かれ、自分らしさは作られていくものだと思います。

自分が何を好み、何が似合うかを知るためには、失敗することも必要です。

自分自身に忠実でいることが、素晴らしいファッションスタイルを見つける第一歩です。

ちなみに私はこのICBプロフェッショナルアカデミーの卒業生です。

イメージコンサルタント紹介のページで横浜市に掲載されております。

紹介ページ

STYLE PLUS ホームページ

何を着ていいか分からないのは何故か

「何を着ていいか分からない」という悩みを抱える理由は様々です。

以下に挙げる項目は、その一部ですが、多くの人が共感するでしょう。

自分がどうありたいのかわかっていない

自分の理想とするイメージが明確でないと、洋服選びが難しくなります。

自分に似合う服を探すということは、自分のなりたい姿や生き方に合う服やスタイルが何かと考えること。

自分がどんな風に見られたいか、どんな印象を与えたいかを考えることが重要です。

知識不足

ファッションスタイリングの基本知識が不足していると、適切な服装を選ぶことが難しくなります

  • 自分の体型を綺麗にみせるにはこのラインの洋服だ。
  • Tシャツはこの丈だと二の腕が太く見えるな。
  • きつく見られるから話しかけられやすい印象にするにはこの色を使おう。

など、情報を積極的に取り入れることで、自信を持って選ぶことができるようになります。

体型の変化

体型の変化に伴い、以前と同じ服が似合わなくなることがあります。

一般的傾向で40代になると代謝が落ち、体重が増えやすくなります。

また、筋肉量の減少や脂肪の分布の変化も見られます。

40代の女性は更年期に差し掛かることでホルモンバランスに変化が生じ、これが体型変化に大きく影響します。

多くの40代女性が、特にウエスト周りや太もものサイズに変化を感じると報告しています。

体型に合った服を選ぶために自分の体型を理解し、適切なスタイリングを考える必要があります。

くすみ・ハリなど肌の衰え

年齢とともに肌の状態も変化します。

肌の水分量や油分が減少し、シミやしわが目立ちやすくなります。

肌の色合いも変わり、以前似合っていたカラーが今は合わなくなることがある

そのため、肌のくすみやシミを理由に明るい色の服を避け、暗いトーンの服を選んで更にくすんでいる方がいます。

現在の自分に合わせて、肌のトラブルや衰えをカバーする服装を選ぶ必要があります。

素材や色、デザインを工夫することで、肌の悩みを解消できる場合もあるのです。

ライフステージの変化とともに服に求めるものが変わった

年齢やライフステージに応じて、服に求めるものが変わることはよくあります。

仕事やプライベートの活動に合った服装を選ぶことが重要です。

ファッションの好みが変わった

好みやセンスは人それぞれ変化するものです。

以前と同じような服装が好みでなくなった場合は、新しいスタイルを見つけるチャンスです。

若年向けトレンド

ファッショントレンドは主に若年層をターゲットにしており、40代以上の年齢層には適合しづらいことが多いです。

これは、ファッション業界の市場調査やトレンドレポートで示されています。

自分らしさを表現しつつ、社会的な期待にも応える必要がある年齢層は、そのバランスを見つけるのが難しいと感じる方が多いようです。

「何を着ていいか分からない」と悩む原因を7つあげました。

何かがうまくいかない時、

なんでうまくいかないの?

と自分に質問をすると、上手くいかない理由がズラーッと出てきます。

どうしたらうまくいくかなぁ?

と質問をすると、上手くいく為のアイディアが色々と浮かんできます。

いいアイディアは、『いい質問』から生まれるのです。

無意識でいると人は上手くいかない理由を探します。

ですから意図的に質問をしてみるといいですね。

自分に似合う服を見つけるための「いい質問」を次の項目で書きました。

是非やってみてください。

自分に似合う服を見つける方法

「自分に似合う服を選ぶ」という考えだけだと、いつも流行や人の視線を気にしなければならなくなります。

それだとファッションが好きではない人にとってストレスになってしまうでしょう。

大事なのは「どういう自分でありたいか」ということ。

そう考えると、自分に合った素材や色・形など服が選べるようになります。

自分軸を持ち自分のスタイルがハッキリしていると、流行や服の価格なども気にする必要がなくなる。

自分に合った服を選ぶことができるというのは、長く愛着を持てる服が見つかるってことなんですよ。

自分の好みや価値観を明確にする

あなたはすぐ下記の質問に答えられますか?

  • あなたは何色が好き?
  • どんなアクセサリーが好き?
  • どんなシルエットの服に惹かれる?
  • 街を歩いていて「この人素敵だな」と思う人はどんなファッションをしているの?
  • 自身の体型や外見的特徴を理解している?
  • 内面と外見にギャップを感じる?
  • どんなスタイルをすると心地良く感じるの?
  • どんな印象を持ってもらいたいの?
  • どんな自分でありたいの?
  • どう生きたいの?

「何を着ていいか分からない」という人は、すぐに答えられないのではないでしょうか。

check
どう生きたい?
どういう自分でありたい?

自分はどんな生活をしたいか、どんな人生を送りたいかと、なんとなくではなく具体的に想像したことはありますか?

お洒落な人は自分のスタイルをしっかり持っています。

他人の考えを尊重しながら自分の意思をきちんと持っているのです。

自分がどうありたいかっていうのをハッキリさせているから、流行やブランドに惑わされないで自分らしい服を選べる。

だから服選びの前に、自分のライフスタイルや理想の姿を考えることはとても重要なのです。

check
どんなスタイルだと心地良く感じる?

自分らしく快適に感じるファッションってどんなのだろう?

人にどんな印象を持ってもらいたいのかなど、潜在的に持っている自分の中にあるイメージを言葉にして整理することが大事です。

check
自分の内面と外見は一致している?

例えば下記のような感じです。

  • 内心では繊細で感受性が豊かだが、周囲からは強気で無感情なように見られる。
  • 内面ではリーダーとしての自信に満ちているが、外部からは自信がなさそうに見られることがある。

これは、自分の内面と、他人から見たあなたの外見のイメージがズレているからですね。

内面の強みが外見に反映されているか、考えたことはありますか?

本当の自分はそうじゃないのに。と思ったことがある方は、自己分析してみるといいですね。

自分に似合わないものを知る

自分の外見的特徴を理解していますか?

自分に似合わない服を選ぶと、着心地が悪くなるだけでなく、自信が失われ自己表現の機会を逃すことにもなります。

似合わない服を買ってしまうと、時間とお金も無駄になってしまいますね。

自分の体型や外見を理解し、自分に似合わないものを知ることで、自信を持って服を選ぶことができます。

お店に行くと服の量が多すぎて結局選べない。

すごい量があるので、その中から自分に合うものを見つけるのは大変。

ですが、似合わないものを知っていれば、それを省いてそれ以外で適切な服を選ぶことができるので、服選びがずっとスムーズになります。

体型を客観的な視点で知ることで、より自分に合った服を選ぶことができるのです。

自分の個性を表現する選び方

自分がどんな人間でありたいか、どんな生き方をしたいかを明確にすることで、自分らしい服の色やスタイルが見えてきます。

たとえば、自分がアクティブでスポーティな生活を好むなら、動きやすくてカジュアルなスタイルが合うでしょう。

一方、クラシックで上品な雰囲気を好むなら、落ち着いた色合いやシンプルなデザインの服が適しています。

重要なのは、自分の考え方やライフスタイルに合った服を選ぶこと。

自分の好みや思いに沿った服を選び、自分らしさを表現する。

服を選ぶときは、自分の内面から出るイメージを大切にして、そのイメージに合った服を選び着こなしていけばよいのです。

まとめ

「何を着たらいいか分からない」という経験は多くの方がしています。

1番何が大切かというと、それは自分をよく知ること。

なんとなく服を選び着るのではなく、明確な意思を持って装うことで、他者からも魅力的に見え、センスが良いと思われるようになるんですね。

かっこいいと思う人は、その人の生き方のスタイルが出ている、自分のライフスタイルを確実に持っている人。

その人の人間性がかっこよさを作っていくのだと思います。

嫌な面も良い面もちゃんと自分でよくわかっておしゃれをする。

センスは持って生まれたものだけでなく、知識を身につけたり努力することで磨かれていきます

センスを磨くということはセルフブランディングすることです。

そのためには段階を踏んで自分と対話することが必要。

  • どう生きたいの?
  • どんな自分でありたいの?
  • どんな印象を持ってもらいたいの?
  • どんなスタイルをすると心地良く感じるの?
  • 内面と外見にギャップを感じる?
  • 自身の体型や外見的特徴を理解している?
  • 街を歩いていて「この人素敵だな」と思う人はどんなファッションをしているの?
  • どんなシルエットの服に惹かれる?
  • どんなアクセサリーが好き?
  • あなたは何色が好き?

まずは、あなた自身が「どういう自分でありたいか」をじっくり考えてみてください。

自分の生き方や考え方に合った服を着ることで自信がつき、人生がより豊かになるはずですよ。

この記事を最後まで読んだあなたが何を着たらいいか分からない状態から脱出し、自分の好みや価値観が明確になり、毎日の服選びの参考になれば嬉しいです。

ゆうこ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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