仕事は真剣に取り組んでいるのに何故か違う印象を持たれてしまう
周りの人からどう思われているか気になるけど、正直わからない…
見た目で損してると感じる時がある
自分のことを周りがどう見ているのか、気になる人は多いと思います。
中身が大事というのはもちろんですが、外見も大事。人は外見で判断してしまうものだからです。
大脳生理学では、人間が受け取る情報のうち、8割は視覚からとされています。
あなたはどんな情報を発信して歩いていますか?
SNSが発達して、起業されている方のクライアントさんはどこにでもて、家から外に出て道を歩いてるだけでチャンスは転がっているのです。
なので伝えたいメッセージを自分で着て持ち歩くことが大切。
情報の伝わり方で、真実の伝わり方も変わります。
通勤電車の中でたくさんの人を見ても、どんな人がいたか覚えていないですよね。
相手があなたに注目しないと、あなたの情報は相手の脳に届かないのです。
この記事では、見た目が人生に与える影響や、見た目を気にしない人は周りの人からどう思われているかなどをお伝えします。
- 見た目で損してるのは何故か
- 周りの人からどう思われているか
- 外見が与える影響
- 内面と外見のバランスのとり方
ファッション診断・着こなし術や印象アップセミナー・メイクなど、6,000人以上の美容&ファッション相談を受けてきました。
周りの人からどう思われているか?
自分の外見が与える印象は、他人があなたに対して持つ第一印象に大きく関わります。
私たちは 意識するしないに関わらず 外見で人を判断している。
それによって私たちが取る行動も変わるのです。
例えば電車で席が空いていたら、服も靴もヨレヨレのスーツ姿の男性と、ジャストサイズのスーツに磨かれた靴の清潔感のある男性、どちらの隣に座りますか?
大切な資産管理を くたびれたスーツを着た営業マンに任せようと思いますか?
一昔前の服装をしているコンサルタントから最新のビジネスのトレンドについてアドバイスされたら、耳を傾け受け入れられますか?
お客様のブライダルプロデューサーのAさんは、幸せな結婚式を演出するために日々努力をしていて、外見はカジュアルなスタイルでアットホームな雰囲気。
彼女のセミナーには結婚を控えたカップルやウェディングプランナーを目指す若者が参加し、その中にはドレスコーディネートやブーケアレンジに興味を持つ人々も含まれています。
しかし、Aさんの外見からはブライダルプロデューサーとしての専門性や洗練されたセンスが感じられませんでした。
そこでAさんの外見を変え、よりエレガントでウェディングプランナーらしいスタイルに身を包んでもらいました。
また、彼女のプロフィール写真も変更し、ブライダルプロデューサーとしての専門性と幸せな結婚式を演出する力強いイメージをアピールするようにしました。
その結果、Aさんのセミナーはカップルたちから高い評価を受け、彼女のブライダルプロデュースサービスの需要が急増しました。
Aさんはこう言っていました。
「外見を変えることで、周りの人たちからの評価が変わったんです。
そのおかげで自分に自信が持てるようになりました。
昔は目標を言っても、ちゃんと具体的にイメージできなかったんですよね。
でも、外見を変えてからは自分の目標がクリアになって、一緒にいる人も変わって、目標を実現するイメージができるようになったんです。」
外見を変えれば、未来が変わる。
これを現実に体験している人はたくさんいます。
- 外見を変えると、まず外見から発せられる情報が変わる。
- それが周りの人たちの判断や感情に影響を与える。
脳は情報の大部分を視覚から受け取ります。
だから、外見を変えるのは他人の評価だけじゃなく、自分にもいい影響を与えるのです。
自分のことをどう思っているか、どう感じているかが変わる
そうすると考え方や行動も変わって、未来が変わっていきますよ。
国の代表を選ぶ 大統領選でさえ 人は外見で判断し選んでいます。
詳細は下記の記事で解説しているので、是非ご覧ください。
見た目で損している理由とは?
多くの人が見た目に関して気にしていることは、周りの人からどう思われているかという点です。
では、見た目を気にしないことが、なぜ見た目で損してるとなるのでしょうか。
ビジネスの世界では、外見が重要な役割を果たします。
頑張って努力しているのに、適切な服装をしていないためにビジネスチャンスを逃すことがあるのです。
職業や専門分野に応じた適切な服装は、専門性や信頼性を示すことができ、成功率が上がり成果までのスピードが速まります。
スティーブ・ジョブズ氏はいつも黒のタートルネックセーターにデニムパンツのスタイルだったけど成功したよ。
見た目で成果が決まるとは思えない。
と言われることがあります。
確かにジョブズさんの象徴的なスタイルは黒のセーター、ジーンズ、白いスニーカーだったけれど、それはアップル社の企業文化を体現する戦略として考え抜かれた選択です。
外見を気にせず成功するのは限られた天才のみにできることで極めてまれ。
圧倒的なビジョンとカリスマ性があれば、外見はあまり重要ではないのでしょう。
その人自身がブランドだから。
私は起業家の方とお話する機会が多かったので「見た目を気にしない人どう思う?」と質問しました。
ビジュアルにちゃんと気を配れるかって重要だよ。
私服が変な人とは仕事をしたくない。他のセンスも悪そうだから。
綺麗と汚いなら綺麗な方がいいのにもかかわらず、そこどうだっていいと言う人のサービスってどうなの?って思う。
営業マンのトークを聞くかは出会い頭の第一印象で決めるね。
自分がどう見られているか気にしないなら、お客様がどう感じているかも気にできないんじゃないかなぁ?
これらの言葉からも外見を気にせず成功することは簡単じゃないし、多くの人にとって外見戦略は重要な意味を持つことが分かります。
頑張っているのに結果が出ない方は、見た目で損をしているのかもしれません。
外見が与える影響とは?
『産業教育機器システム便覧』(教育機器編集委員会編)
人間が受け取る情報のうち8割は視覚から
人間の五感による知覚の割合は、視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚は1%といわれています。
大脳生理学では、人間が受け取る情報のうち、8割は視覚からの情報と言われているのです。
人間は爪や牙、翼みたいな武器は持っていないから、生き残るために目で情報を取ることが大事で安否を判断してきました。
神経科学研究の基礎だと言われるコルビニアン・ブロードマン(Korbinian Brodmann)の脳地図。
これからも、網膜からの視覚情報を受け取って主に形として認識するのは17野、18野と19野など、実に1/4くらいが視覚に関わる領域だと分かります。
原始時代から、人々が生き抜くために危険を察知する目から入る情報は大事だったのでしょう。
昔から外見はすごく影響力がある情報なんですね。
自分は何ができるか、どんな人間なのか、何を目指しているのか相手に伝えることで、
- 信頼できるか
- 安心できるか
- 親しみを感じられるか
を相手に感じてもらう。
あなたはどんな情報を発信して歩いていますか?
最初に受け取った情報で物事を判断する行動心理
情報の伝わり方で、真実の伝わり方も変わる。
最初に受け取った情報が後の情報に大きく影響する「初頭効果」という心理効果もあります。
初めて対面した時の第一印象が、その人のイメージとして残り続けるといった経験ありませんか?
プレゼンのPRも最初に「面白そう」と思ってもらえなければ、相手は興味を持たず話を聞いてもらえないよね。
人は第一印象に強く影響され物事を判断してしまうということです。
人は自分の感覚を信じ最初に感じた印象が正しかったと思い込む。
一度「ああいう人」とラベルを貼ったら、それが正しいと思い込んでしまいます。
その結果、ラベルを貼った瞬間にその人の全てがわかったかのような気になってしまい、もう新しい情報を知ろうとしなくなることも多いのです。
そして、最初に悪い印象を持たれてしまうと覆すのが難しい。
人は、目に入ったからといって情報を全部認識しているわけではありません。
通勤電車の中でたくさんの人を見ても、どんな人がいたか覚えていないですよね。
それと同じで、あなたも風景の一部になる可能性があるということ。
外見を変えると、状態も変わっていきます。
その変化に合わせて、行動や結果も変わっていくのです。
とってもシンプルな考え方だけれど、効果は絶大です。
外見を整えることのメリット
最初は自分が理想とする姿から遠いかもしれないけれど、外見を変えることで新しい自分を作り出せます。
その外見に合った行動をすることで内面も徐々に変わっていき、いつの間にか理想の自分に近づいている。
多くを語らなくても自分の考えや行動を通じて、必要な人やチャンスを引き寄せることができるのです。
そうすることで、夢や目標を達成しやすくなり、自分の価値観や個性など明確になり自信も高まる。
心や頭の中にあることを外見のメッセージとして伝えるため、外見を変える行動を起こし、様々なチャンスを引き寄せた方は大勢います。
自分の好みの服を着ることは大切だけれど、他人の視線も重要です。
自分を見る人がどう思うか、相手がいるならTPOは考えること。
Time(時間)・Place(場所)・Occasion(場面)に合わせた服装は、相手へ配慮や敬意が伝わります。
ファッションを意識するのは、相手目線の考え方を身につけることに繋がり思考が鍛えられるのです。
コミュニケーションもスムーズになるし、仕事や恋愛、人間関係全般で役立つでしょう。
自分らしさはこの考え方の延長線上にあるもので、ファッションを豊かな人生にするきっかけの一つにしてほしいなと思います。
外見に投資するのはお金も時間もほとんどかかりません。
資格や技術を身につけるのとは違って、長期的な努力も不要です。
ここでいう外見とは骨格・容貌など生まれつきの特徴で変えられない部分ではなく、努力によって簡単に変えられる外見のことです。
この外見があなたをまとう空気・雰囲気を変えて、信頼感、安心感、親しみやすさなど大きな影響を与えるのです。
外見を変えるのはすぐにできるのに、そのメリットは長く続きます。
ファッションはいくつになっても続けることができる一生もののスキルなのです。
他者からの評価とのバランスを考える
たくさんの人が同じ方向を向いている時に、逆方向を見る。
ビジネスでは、差別化は避けられない宿命です。
営業の仕事をしているなら、クライアントに対して他社とどう差別化したサービスやアイデアを提案できるかが重要。
それが売上や評価に繋がりますよね。
どのジャンルでも競争があるけれど、勝つためには他と違うことをしなければいけないね。
ファッションも同じです。
他の人と違う行動をしないと違う結果は出ないから、成功するためには差別化を意識してコツコツと行動することが大切です。
ですがデタラメでは駄目です。周りと違う服を着ることがおしゃれだとは限りません。
10人中、7人~8人が認めるスタイル
多くの人が理解できる範囲で差別化できるスタイルを見つけると良いですね。
足が長く見えるように、上品に見えるように、顔色が良く見えるようになど、特定のルールに従って差別化する。
シンプルな行動をコツコツと継続することが結果につながるのです。
相手を意識することはおしゃれにも仕事にも重要というお話をしました。
自分だけでなく周りの人のことも考えて身なりを整えるからこそ評価される。
ご自身の写真を整理して コンパクトなアルバムを作ってみるのはどうでしょうか。
たくさんの人の中で写っている自分を客観的に見ることができます。
それが 他の人から見たあなたの姿です。
外見の整え方
外見を整えないというのは、きつい言い方をしてしまうと少し自分勝手。
他人に頼りすぎているように感じます。
ファッションに興味がないのは、自分がそれについて考えたくないからですよね。
自分の没頭する専門性のものが他にあるし、内面を磨きたいし趣味もある。
仕事に没頭していたから 私はそっちに時間を割きたい。
自分の趣味や仕事に時間をかけてきたから、他のことにはあまり関心がなかったというのは分かります。
没頭できることがあるのは素晴らしいことだと思うのでそれは良いのです。
ですがそれで内面だけを見るべきだというのは、相手に依存していますよね。
自分が頑張っていることや内面を理解してほしいと思うのは良いです。
ですが「私は頑張っているんだからあなたの方が私を理解してくれるべき。」は違うと思います。
自分は外見のことを考えたくないからそれを放棄して、他の人に「内面をちゃんと見て」と期待しているのは自己中心的な考え方だと思いませんか?
人生は自分が欲しいと思った時にそれが自分の手元にきます。
楽しい旅をしたいと思ったら、自分が行きたい場所や体験したいことを考え、それに合った旅行先を選ぶことで素敵な旅の思い出を作ることができますよね。
友達を作りたいと思ったら、自分が興味を持つ趣味や活動を見つけ、それに時間を費やすことで楽しい時間を過ごし、新しい友人や仲間と出会うことができる。見た目も同じです。
こういう人と出会いたい・こういう仕事が欲しいと思っても、自分の身なりも整えずに傲慢に待ち受けているだけで、自分の欲しい人が外からアプローチしてきてくれると思いますか?
自分の中身が整っていても、外から仕事や人がやってくるとは限りません。
ですから、もし自分が欲しいものを手に入れたいなら、自分から行動してアプローチすることも大事です。
あなたが何かに力を注いできたなら、その素晴らしい才能と実力を欲している人はたくさんいる。
そういう人たちにも、自分をアピールすることなく知り合う機会を逃してしまっているのは勿体ないですね。
なので今回は外見の整え方を3つご紹介します。
内面と外見のバランスを取る
人に自分を真剣に見てもらうためには、まず自分で自分を真剣に見つめることが必要です。
外見だけで判断されるのではなく、相手に自分の内面をしっかりと見てもらいたいと思うなら、まず自分が自分の内面をどう伝えるかを考えることが重要。
- 自分の内面と外見のイメージにギャップがあるかどうか
- 外見が本来の自分の強みを反映しているかどうか
そういったことを自己分析することが必要です。
「外見は内面を表す鏡」とも言われますから、今の自分の内面と外見が一致しているかどうかを確認してみましょう。
本当の自分はそうじゃないのに。と思ったことがある方は、自己分析してみるといいですね。
3つの形容詞を選んで自己評価する
2つ目は「自分をどう見せたいか」という印象の形容詞を3つ出してみましょう。
これは正解があるわけではなく、人によって違います。
<例>
- 清潔感のある
- きちんとした
- 印象的な
- 知的な
- スタイリッシュな
- 自信に満ちた
- 上品な
- 良く整った
- 高級感のある
- 官能的な
- 頼もしい
- 精悍な
- 優雅な
- 自然な
- 華やかな
- 魅力的な
- 引き締まった
- エレガントな
- 爽やかな
- 印象的な
- 気品のある
- 洒落た
- 高貴な
- ナチュラルな
- 洗練された
- 穏やかな
- 優しい
- 活力溢れる
この他にもたくさんある形容詞から、自分の中でイメージを作り込んでください。
それがあなたのテンションを上げる、あなたが人に与えたいイメージです。
ファッションのコーディネートを考える時、この3つが当てはまるかどうか。
これを着たらそのイメージに見えるかな?と考えるのね。
3つの形容詞を考えてみて 自分の大事にする価値観を振り返ってみるといいですよ。
自分が目指す印象を明確にする
自分をどう見せたいと思っているのか自分でも分からないという人は「何を着るか」の前に「自分はどうありたいか」という生き方のスタイルから考えてみましょう。
3つ目は「自分のミューズを決める」です。
ミューズの語源は、ギリシャ神話の芸術をつかさどる女神。
一般的に、うっとりするほど心を奪われる魅力を持つ女性のこと。
人はたいてい、自分にないものを持っている人に憧れます
憧れる気持ちが何かを引き寄せたり、未来を変えていくのです。
そのイメージが自分の中にしっかりと根付いて、自然とそのような行動ができるようになる。
外見だけでなく、自分の知識や考え方も含めて、トータルで自分を表現できるようになるのです。
インフルエンサーやロールモデルを参考にすることもいいですね。その人がこの服を着るかな、と考えることで、自分の服選びのヒントになる。
スタイルを変えることは勇気がいります。
どんな印象を与えたいのか、じっくり自分のスタイルを考えてみましょう。
まとめ
外見で人が判断してしまうのは仕方ないこと。そういうものなのです。
だからこそ「楽しそうだな・ちょっと近づいてみたいな」と思われるような行動を取っていくことが大切。
外見を整えてあげることは、その一つです。
コミュニケーションもスムーズになるし、仕事や恋愛、人間関係全般で役立つでしょう。
そうすると、自分が望んでいる結果が得られたり、素敵な人と出会ったり、自然と良い結果が現れてきます。
相手に好印象を持ってもらえるように過度に取り繕う必要はありません。
ブランドものにこだわる必要もありません。
しかしノンバーバルなコミュニケーションで社会人としてのセンスが表れるのも事実です。
スタイルは自分の人生の目標に近づくためのツールでもある。
ファッションは自分を綺麗に見せてくれるし、自分が思う印象を相手に与えてくれます。
自分の気持ちを保ち、コントロールすることも可能です
それによって自分が会いたい人と出会っていくチャンスも増えるのです。
だから、ファッションはとても大切。
以前の私はTPOも考えていなかったし全然できていませんでした。
それと比べれば読者の皆さんの方が意識が高く、すぐ効果が出るように変えられると思いますよ。
自分自身の価値を高めるためにイメージを意識的に調整しセルフブランディングして、戦略的に行動していきましょう!
この記事を最後まで読んだあなたが、外見の重要さを理解し行動に移し、たくさんのチャンスを引き寄せられたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。